こんにちは。取締役の赤尾です。
今日は、建築について記事にしていこうと思います。
実は建築関係の仕事もしておりまして、手描きのパースや図面なんかも書いています。
あ、サンプルは弊社HPに投稿されてるので、ご覧くださいね。
建築用語での外観や顔になる部分のことをよく【ファサード】といいます。
建物を作る・イメージする際にはこの【ファサード】がどうなっているかで
建物の印象が変わります。
また、この【ファサード】を見せる際に、どの様に見せるかを考えることも重要です。
パースの提案や、完成後の写真を撮る際にも、この見せ方が重要になってきます。
例えば…
写真はネットから拾ってきたものですが、比較してみましょう。
建物のデザインは違う部分もありますが、テイストは似ています。
また、写真の構図もあまり変わりません。
皆さんはどちらの写真の建物のほうが恰好良く見えるでしょうか?
正解ってのもおかしいですが、
ファサードの見せ方として正しいのは右側です。
こちらをご覧ください。
補助線を足してみました。違いがわかりますか?
左の画像の赤いラインが少し斜めになっているのがよくわかると思います。
対して右の画像は縦のラインがほぼ平行になっています。
画像の枠は基本的に縦横が垂直なので、このように縦のラインの平行を意識して写真に収めると、かっこよく建築写真を撮ることができます。
それを踏まえて…
同じような正面からの構図ですが、いかがでしょうか。
右の建物のほうが綺麗に見えますね!!
こんな感じで建物の写真を撮るときや見るときは、
縦のラインに意識すると、きれいな写真がとれたり、建物がかっこよく映ります!
パースはその辺も含めて自由に描けるので、
かっこよく見せたい【ファサード】を意識して提案することができます!
参考までに私の作成したサンプルを貼っておきます。
縦のラインは手描きパースだと本当に綺麗に書けるので、外観の提案にも適しているなと思います。
タグ:パース,建築デザイン
2020.09.29